2011年9月23日金曜日

デジタル一眼レフカメラ


写真を撮ることに興味を持ったのは、ごく最近です。

父からもらったNikon D50というデジタル一眼レフカメラで、戦闘機を撮ってみたいと思ったのがきっかけです。

上の動画は、父が昔使っていた、もう傷だらけのASAHI PENTAXのミラーが跳ね上がる様子です。


2011年9月18日(日)、大阪市が主催している「御堂筋デザインストリート2011」というイベントの中の「脱初心者!デジタル一眼レフカメラ入門講座」に参加してきました。意気揚々とNikon D50を携えて行きましたが、講座内で実際カメラを触ることは無く、2時間みっちり座学でした(笑)

ほとんどの内容が、既になんとなく理解していたことでしたが、改めて他人(講師の方)の口から説明を受けると頭に良く入ってくるもんですね。以下、ど素人ながら今後の自分のためにもアウトプットしておきます。


●シャッタースピード

文字通りシャッターのスピードです。シャッターボタンを押すと上の動画のようにミラーが跳ね上がり、その奥にあるシャッターが開きます。ガレージのシャッターのイメージです。
(ミラーは何のためについているかというと、レンズを通して入ってくる光や映像を、ミラーに反射させて、ミラーの上にあるファインダースクリーンを通し、さらにその上にあるペンタミラーを通すことによって、ファインダーからダイレクトに被写体を目で確認できるようになっています。)

シャッターを開けておく時間が長い(=シャッタースピード “遅い”)ほど光を多く取込み、短い(=シャッタースピード “速い”)ほど取込む光の量は少なくなります。
Nikon D50でいうと、シャッタースピードは30秒〜1/4000秒の間で設定できます。シャッタースピードを遅くすると、露出(撮影に必要な光の量)が少ない場合でも撮ることが可能になりますが、ぶれやすくなります。
逆に速くすると、走行中の車やバイク、飛行中の戦闘機など、動きが速い対象の一瞬を切り取るためぶれにくいのですが、天候が悪いなど露出が少ないと、暗い写真になってしまいます。
( 1/50秒 千歳基地UH-60J)
( 1/3,200秒 千歳基地UH-60J )


●絞り(F値)

初心者がまず、つまづくポイントですね。私がそうでした。
レンズに光を通す穴のサイズを調整する




(Wikipediaより)


レンズには絞り羽根がついていて、

羽根(小)= 絞り(小)→ F値(小)・・・ 光を通す穴(大)
羽根(大)= 絞り(大)→ F値(大)・・・ 光を通す穴(小) となります。

文字だけで見ると、「絞り(F値)が小さいと穴は大きくなって明るくなる」というややこしい方程式になり、なかなか覚えられませんでした。

そこで、F値を鳥の羽の開閉に置き換えて、

F値(小)= 鳥が羽を閉じている = 光がよく当たる
F値(大)= 鳥が羽を広げている = 光をさえぎる  ではどうでしょうか(笑)

クロコサギ という水辺の鳥が、魚を捕るために自分の羽を傘のように広げて影を作っている動画が、Youtubeにあがっています。とても印象的で愛らしく、私は上記のイメージをこの鳥でしています。


●適正露出

先のシャッタースピードの時にちらっと出てきましたが、露出とは撮影時の光の量(明るさ)のことで、「シャッタースピード」と「F値」の組合せによって決まってきます。

雲ひとつない晴天時に屋外で撮影する場合、例えば
シャッタースピード:1秒(遅い)
F値:最小(絞りの全開=解放F値といいます)
と設定すると、レンズを通して入ってくる光の量が多すぎて(=露出オーバー)白っぽい写真になってしまいます。

逆に落ち着いた照明のお店などで撮影する場合、例えば
シャッタースピード:1/2000秒(速い)
F値:F38(大:装着レンズやカメラにより値は異なる)
と設定すると、光の量が足らず(=露出アンダー)真っ暗な写真になってしまいます。

ドラマ撮影やモデルさんの写真撮影時に、スタッフが持っている白い丸い計器を見たことがあります。あれが露出計で、光の量を計測しているんですね。
今のカメラには露出計が搭載されていて、ファインダーを覗くと下の方にインジケーターが表示されています。(下図で⑮が露出インジケーター)

プラス側が露出オーバー(明るすぎ) マイナス側が露出アンダー(暗すぎ)
ファインダー(ニコンホームページより)


AUTOモードで撮影する場合は、カメラ自体が「適正な露出になるよう」シャッタースピードとF値を自動設定してくれています(賢い!)。でもせっかくカメラのことを勉強をしたならば、自分で設定して、味のある写真を撮りたいです。


●被写界深度

これは、ピントが合っている“面”の奥行きの幅のことです。
この幅にあるものにだけピントが合っている




(Wikipediaより)



被写界深度は、絞り値によって変わります。

F値が大きくなる(羽根が広がり光を通す穴が小さくなる)ほど、ピントが合って見える範囲(奥行き)が深くなります。観光地で、人物と背景(景色)を一緒に写す場合などがこちらです。

F値を小さくする(羽根をたたみ光を通す穴が大きくなる)ほど、ピントが合って見える範囲(奥行き)は浅くなります。花や虫などを接写する場合などはこちらですね。

 被写界深度が深くなったり浅くなったりする難しい原理は、私にはまだ理解できないので、Wikipediaの言葉を借りると、

視力の弱い人が物を凝視するとき、顔をしかめることがよくある。この行動も、まぶたを狭めて(絞り込んで)被写界深度を深くとるためのもの
と あります。なるほど。なんとなくわかります(笑)


今回参加した講座の講師の方は、プロラメラマンとして仕事をされている方ではありませんでした。HP制作やパンフレットの制作などをされている方で、必要な素材(写真)が出てきた場合に、プロカメラマンに依頼してもいいのだけれど、それだと経費がかかってしまうので、それなら自分で撮ってしまおう!と始めたそうです。
参加者に近い立場の方のお話だったので親しみやすく、わかりやすく、そして仕事にも活かされているだけあって、カメラ初心者では気付かないような視点やテクニックを教わりました。参加してよかったです。


 三脚などを使わない “流し撮り” は、息を止めて、結構腹筋を使うんです。航空ファンの皆さんが持っておられる超望遠レンズは、重さが2〜3Kgあるものもあって、それを振り回して撮影されている姿には感心するばかりです。
( シャッタースピード:1/125秒 F値:F18 千歳基地F-15 )

フィルムカメラと違って、失敗してもいいから何枚も撮れるし、その中に「これは!」というデキのいい写真を家に帰ってから探すのが、楽しみのひとつでもあります。Nikon D50というカメラは、航空祭に来ている方々のカメラと比べると性能は劣りますが、そのカメラで1枚でも2枚でも、自分が感動し、満足できる写真が撮れればそれでいいんです。先生もそうおっしゃってました。

来る10月30日(日)の小松基地航空祭に向けて、伊丹空港での飛行機撮影練習に励むとします!