2012年10月16日火曜日

鳥と花の楽園

神戸花鳥園へ行ってきました。



入園料
大人(中学生以上)  :1500円
シルバー(65才以上):1000円
子供(小学生以下)  :  700円

駐車場 普通車:終日500円

平日  9:30〜17:00(最終入園16:30)
土日祝 9:30〜17:30(最終入園17:00)

楽園に休みはない(年中無休)。

 三宮からポートライナーに乗り、最寄り駅の「京コンピュータ前」(旧ポートアイランド南)で下車。楽園の近くに‘あの’スーパーコンピュータがある。こちらもいつか見学して
みたいなぁなんて検索してみると、なんと今週の土曜、10月20日に一般公開とのこと!独立行政法人理化学研究所)行きたい。同じ日にここで開催されるイベントはさすがに全て満席となっている。どうか‘目を輝かせたちょっと小生意気な’子供達で埋め尽くされていますように。



 さて園内に入ると、中庭の池を囲むように南北のロビー(花であふれている)・西側のスイレン(ハス?)の池・東側のインコやオウムなどとふれあえるバードコーナーに分かれていて、それぞれへはドアを介して自由に行き来できる。大きな温室を連ねたような造りになっているため雨でも大丈夫。ちなみにポートライナーの駅から一番近いのが北ロビー。
駐車場に近い南入口すぐにあるペンギン池
エサをねだってくるオシドリ
 おちょこサイズのちいさなカップに入った少量のエサが1個100円販売されている。池にいるカモやアヒル・オシドリは手のひらからエサを食べてくれるので、ちょっと嬉しい。鯉もウジャウジャ泳いでいる。
キンケイの近影
 このキンケイの首元を覆ってるやつが立派な兜に見えて「いざ出陣」なんてつぶやきながら写真を撮っていると、拗ねて兜を脱ぐキンケイ(脱げません)

 意外と鳥好きって多いのね と 安心するくらいお客さんが多い。嫌いな人は、目とクチバシと鋭い爪が苦手らしい。物心がつく前からインコを飼っていた私は鳥フェチだ。最近のお気に入りは文鳥。ただペットを飼うと死んだときの喪失感に耐えられず今は写真や図鑑で我慢。
私の腕に乗るオニオオハシ
巨大なクチバシをもつオオハシ。ラーメンがおいしいのは中華そば大橋(食べログ)。熱帯雨林に生息するこのオニオオハシさんのクチバシがなぜこんなに大きいかというと、それは不明らしい(笑)けど最近の研究によると、このクチバシはどうもラヂヱーターの役割をしているらしい。犬が暑い時に舌を出しているのと同じ。それにしてもデカすぎて、顔の方に向けられるとさすがに怖い。「いざ尋常に・・・」

 こんな大きなクチバシをしているが、とても器用。ちいさな容器に入った果物を先端でひょいっと拾い上げてあっという間に食べてしまう。エサが無くなってもしばらく腕に乗っかっててくれるのだが重い。ずっしり重い。でもまぁそれも幸せだったりする。
夕日に照らされ神々しいカンムリヅル

 入園料はちょっとお高めだけど、癒されるには十分。あ、花もすごく美しい。写真無い。
 そうそう、スイレンとハスの違いって何?とおもって調べてみると、まず葉の形。葉に切り込みがあるのがスイレン、ないのがハス。花については水面から20cm位の高さまでで咲くのがスイレン、1mくらい茎がのびるのがハス。だそう。神戸花鳥園のは「スイレン池」と書いてあるのでスイレン。
すごすぎて写真撮るのも忘れたバードショーは必見。ハリスホークという鳥がおりこうさんすぎて降参。鷹匠の外人さんもかっこいい。

 気持ちが荒んだ時にはぜひ癒されに行ってください。ポートライナーは一番前に乗るのがおすすめ。帰りに神戸空港で黄昏れるのもステキ。と めいっぱい神戸アピールしたところで、ではまた。

2012年9月30日日曜日

小松基地航空祭へ行ってきました

2012年9月23日(日)石川県 航空自衛隊 小松基地航空祭2012

一週間前の週間天気予報では晴れる予定だったと思うのですが、私が訪れた航空祭で初の雨。といってもぱらぱらと小雨が降ったり止んだり。ただ気温が上がらず(22〜23℃)寒かったです。

 では、今後のためにも前日からの行程を記しておく。

【9月22日(土)ー 前日】

0845出発 尼崎から車で、宿を取った石川県の加賀温泉郷方面へ向かう。

<名神高速道路〜北陸自動車道>

 順調に行けば3時間半〜4時間程で石川県に入るが、土曜日(特にこの日は秋分の日で祝日)ということもあり交通量は多め。京都南インター手前から渋滞がはじまる。

 草津PA
  ↓
 賤ヶ岳SA で休憩

 次に南条SAでちょうどお昼になったので昼食をとる。どこへ向かうのか大型観光バスが多い。越前そばが名物らしい。フードコートが安くてお得だが、あまりの人の多さにレストランへ入る。落ち着く代わりに割高である。表で福井県鯖江市の特産である鯖江メガネのサングラスを販売していたので衝動買い。偏光サングラス ¥3000円也。(ほんまに鯖江もんかなぁ)

 加賀温泉郷へ行く前に「東尋坊」に寄ってみた。途中あわら温泉と謎の遊園地‘ワンダーランド’を横目に、奇勝東尋坊へ到着。観光地の駐車場の呼び込みはどこも同じで、首にタオルをかけたおじさんがものすごい勢いで手招きしている。一番奥の方まで進んで無料の駐車場へ停めた。サスペンスドラマの撮影でもやってるかしらと思いきや、ここも観光客でいっぱい。景色を見て納得して早々に退散。この日は天気が良く暑かった。
 
 東尋坊を後にして加賀温泉郷 山代温泉 へ向かう。天然温泉+朝夕バイキング付きで365日 ¥7800円!の あの「湯快リゾート」である。彩朝楽というお宿。駐車場が館の周りに点在しており少しわかりにくい。第1〜第6(?くらいまであったような)駐車場の空いているところへ停めてチェックイン。

 受付カウンターで車のナンバーを聞かれる。館内の説明を受けて鍵をもらい、浴衣が選べるコーナーで身長別に分けられた中から1枚づつ取って部屋へ。帯と丹前は部屋に置いてある。布団もすでに敷かれてある。このへんは人件費削減のためだろうが、運転で疲れた身体には嬉しい と倒れ込む。

 お茶を飲んで(もちろん自分で入れる)一息入れてから、温泉街の散策に出かけた。寂れている。とっても寂しい気持ちになるがどこか懐かしくもあり、意味なく虫の写真を撮りまくる。



 ‘総湯’という誰でも入れる(有料)外湯のような施設の周りは少しだけ温泉街っぽかった。こじんまりとした時代劇セットのようなスペースにある和カフェでコーヒーを飲んだ。キリマンジャロだったかな、すごく美味しかった。

 夕食までまだ時間があるので、部屋で化粧を落としてから大浴場へ行ってみた。子供が・・・。もうプール状態。ゆっくり温泉につかるといった風情は味わえず残念だがお湯加減はよかった。

 夕食はバイキングで3部交代制になっている。①17時〜 ②18時30分〜 ③20時〜。宿泊予約を入れる時に時間も予約しておくといい。うちは②18時30分〜にした。完全入れ替え制。それぞれの部が始まる時間〜15分くらいはごった返しているので、開始後20分くらいに行けば落ち着いている。アルコールや特別料理(別途要予約)以外は飲み放題・食べ放題、家族連れにはいいと思われる。

 夜。就寝時。予想通り10時を過ぎようがおかまいなしのやかましさ。修学旅行状態である。たぶんもう泊まることはないと思う。

【9月23日(日)ー 当日】

0700 朝食バイキングは7時からしかやっていない。航空祭行きの客からするととっても遅いのだが、今日は天気も悪いし朝からモリモリ食べる。

0745 チェックアウト。おひとりさま7,800円。

0800 車へ乗り込み出発。航空祭の臨時駐車場ではなく、JR小松駅前の市営駐車場へ向かい、そこからタクシーで基地まで行く。

0830 「小松駅前立体駐車場」が満車になっていないことを祈りつつ、到着してみると空きは3割くらい。小松駅からも臨時のシャトルバスは運行しているが、並ぶのが嫌・立って乗ることになったら嫌というわがままからタクシーを選択。3〜4人で乗ればひとり400〜500円。

0855 タクシーの中から、機動飛行のため飛び立つF−15を見る。はやる気持ちを押さえながら、正門近くの空き地でタクシーを降り基地の中へ。

 天気が悪いため、第1〜第2格納庫の中はすでにいっぱい。基本的にエプロンでは椅子やレジャーシートは禁止なのだが、格納庫に近いエプロン後方は家族連れが遠足状態である。F−15の機動飛行を見たあと、拠点を決めると交代で荷物番をしながら売店をうろうろ。カレンダーは必ず買っている。

 止んでいた雨が降りだして寒くなる。売店にあったカッパ(600円 高いんか安いんかわからん)を購入して、防寒着替わりにした。

 こんな天気なので今日は写真はあきらめモード。迫力と美しさはファインダー越しより肉眼でみる方が段違いに良い。そして曇り空の利点、ジェットエンジンの轟音が跳ね返りいつもより体に響く。

 小松基地は、小松空港発着の民間機も同じ滑走路を使っている。あいまにジャンボジェットが飛び立つのも目の前で見られるのだが、目がおかしくなったのかと思うくらいデカく見える。まぁ戦闘機がちいさいので。

 売店では焼きそばやたこ焼きといった定番メニューから、牛串焼き、唐揚げ、コロッケなど手軽に食べられるものも多く販売している。来場者はだいたいいつも10万人前後と発表されているが、今年も本当に人が多い。お昼時ともなれば売店には長蛇の列ができている。

 長蛇の列といえばトイレ。男性用も女性用も数は簡易のものがそれなりに用意されているが、15分〜長いときで30分以上も待つことがあるので要注意。

 天気が心配だったが、人気のブルーインパルスの展示飛行も行われた。ブルーだけを見に来る人たちもいるくらいである。私の目当てはF−15だが、やはりブルーはかっこいい。でも帰りの混雑を避けるため、後ろ髪を引かれる思いでブルーインパルスの飛行展示途中で帰り支度。基地内にあるタクシー乗り場から小松駅まで乗車。帰りの道路では、まるで花火を見上げるようにたくさんの人が空を見上げていた。私もタクシーの後席から機影を探す。毎度のことながら帰りは寂しくて泣きそうになる。

1520 小松駅構内で、航空祭記念トレーディングカードを無料で配っていた。トイレを済ませて小松駅前の駐車場を出発。最寄りの北陸自動車道 小松インターを目指すが、航空祭帰りの車の渋滞に巻き込まれる。

 帰りの高速道路は目立った渋滞はなかったが、交通量はそこそこあった。行きは混雑していたため寄らなかった多賀SAにて軽くご飯を食べ、明日の朝のためのカレーパンを買って、さてあとはのんびり帰るだけ。そうそう、多賀SA内に王将の店舗があった。(恐るべし王将勢力)

2030 尼崎到着。走行距離約600Km。ガソリン(お高いハイオクね)80L 入るスカイラインクーペ、一度も燃料補給なし。尼崎に着いた時点でたぶんあと12〜13L は残ってたはず。燃費8〜9Km/L って。いまどきじゃないな。

 なにはともあれ無事に帰還しました。
 いつも私たち一般人をこころよく迎え入れてくれる自衛隊の皆さん、ありがとうございます。後片付けほんっっとにたいへん(ゴミとかトイレとか忘れ物とか・・・)だろうなぁと思います。もっともっと大勢の方に自衛隊のことを正しく理解してもらえたらええなぁ、と思うのでした。